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日本CMO協会 ごあいさつ

大きく変化、変革する医薬品業界で
CMOが大事なポジションを担っていきます。

2010年11月に設立された当協会は、加盟企業18社でスタートいたしました。現在では、28社にまで成長しており、さらに各委員会も活発に活動を繰り広げております。また、製薬企業にはCMOマネジメント部が生まれ、CMOの知名度は高まり、医薬品生産数量の30%は、CMO企業が生産するまでに成長しております。

しかし、この数年国内医薬品業界は過去にない変化と変革の時代に入りました。CMO企業は、国内新薬メーカー、外資新薬メーカー、ジェネリックメーカー、OTCメーカーの動向に大きく影響を受けます。今までの成長は今後も続くとは思いません。CMO企業として『新たな戦略』が必要となります。

今後、新薬先発メーカーは、『抗がん剤・バイオ抗体医薬』を中心とする新薬研究開発、医薬情報提供・マーケティングに特化し、固定費の大きい自社工場は縮小・集約されていきます。ジェネリックメーカーは、薬価改定、開発費増から自社工場への設備投資に慎重となります。製造販売メーカー全体が生産分業化へと加速すると考えます。

医薬品業界におけるCMOの役割と強みは、多くの製薬企業との受託で養った幅広い技術力、安定供給対応力、品質力が蓄積されていることです。生産に集中特化できることは大きなメリットです。生産のプロフェッショナルがCMOです。近い将来、その強みを活かして国内だけでなく海外進出も視野に入れていきます。また、薬事的には、製造移管期間の短縮化、ルールの統一化を行政に働きかけていきたいと考えています。

当協会では、CMOが医薬品産業の中で存在感を増し、医薬品生産の受け皿として最も重要なポジションを担っていくことを目指します。また、医薬品産業の一団体として国民の健康と日本経済の活性化に貢献していきたいと考えております。

2016年5月31日

日本CMO協会 会長 安藤 修一

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