日本CMO協会 8年の歩み
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ご挨拶大きく変化、変革する医薬品業界の中でCMOが表舞台へ日本CMO協会 会長クオリテックファーマ株式会社 取締役副社長 2010年11月に加盟企業18社でスタートした当協会は、設立8年目を迎え、34社にまで成長を遂げることができました。当協会がここまで成長することができましたのも、加盟企業ならびに関係各位の皆様より寄せられましたご理解とご支援の賜物であり、深甚なる謝意を表すものであります。 当協会は、所期の目的である業界の成長発展と会員各社に共通する課題共有・解決のため、「技術・人材育成委員会」「品質委員会」「広報委員会」の3委員会が中心となり活発な活動を行っております。更に、関係当局への働きかけも強めており、より一層広範に展開し、協会の発展に邁進する所存でございます。 国内医薬品業界は、医療費抑制政策から新薬開発のイノベーション、長期収載品の扱い、ジェネリック80%時代など、過去に経験のないスピードで変化し続けております。新薬開発メーカー、ジェネリックメーカー、OTCメーカーは、それぞれの道に舵を切り始めました。医薬品ライフサイクル、薬価改定の影響により、これまでの自社生産体制での工場維持は困難となり、分業化が加速していきます。その時、医薬品製造に特化するCMO(CDMO)が製剤開発から製造までを担う受け皿として役割を果たしていくことが望まれています。 CMO(CDMO)の強みは、今までに医薬品の受託製造で養った幅広い技術力、安定供給対応力、品質力が蓄積され、医薬品製造、製剤開発に集中できること、すなわち「生産のプロフェッショナル」であることだと考えます。また、近い将来その強みを活かして国内だけではなく海外進出も視野に入れていきます。 当協会は、今後も医薬品の生産、製剤開発のリーダーとなることを目指しており、医薬品産業の一団体として国民の健康と日本経済の活性化に貢献していきたいと考えております。皆様の一層のご支援を賜りますようお願い申し上げまして、ご挨拶とさせていただきます。安藤 修一
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